ポジショントークが展開されること、すなわち、何らかの利害がその背景にあるということだ。仮に、キムタクを英雄視し、4人を許して受け入れるジャニーさんを持ち上げるメディアがあるとすれば、そのメディアのポジションがどうなっているのかを考えてみるのは、逆の視点を意識するよい訓練になるだろう。
ここで逆転の発想をしてみる。
「僕たちは、育ての親を、自分たちをここまで大きくしてくれた人を大切に思います。だから、とても残念だけれどジャニーさんとは袂(たもと)を分かつことを決意しました。でも、5人の思いは一つで変わりません。どうかお願いです。僕たちをこれからも応援してください」と、仮にキムタクが涙ながらに訴えたとすれば、どうなっただろうか。
マスコミは、どう報道しただろうか。何かでっかい穴が開いて、風通しが良くなったのではないだろうか。(竹林篤実)
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