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» 2016年03月07日 08時00分 公開

炎上の火種:どう防げばいいのか? SNSによる情報漏えいが増えている (3/4)

[藤田朱夏,ITmedia]

個人情報がSNSで漏えいした事例

(2)個人情報がSNSで漏えいした事例

 こちらは匿名でSNSを利用していたにも関わらず、投稿からわずか2時間で個人情報が特定され、インターネット上に晒(さら)されてしまったケース。2011年、とある女子大生が自身のアルバイト先に著名人がカップルで来店した旨をTwitter上で投稿した。

 インターネット上では、これを守秘義務違反、不適切だとしてたちまち大炎上。これは前回の記事で紹介した「バイトテロ」にも当てはまるが、バイトテロが発生すると、「特定」という投稿者本人の個人情報を不特定多数のネットユーザーによって割り出される行為がある種お決まりのように行われる。やったのはこいつだ、と吊し上げるようにインターネット上に個人情報が晒されるのだ。

 このケースの場合、プロフィール欄に記載されていた個人情報は大学の学部程度であった。ところが、結局、実名・出身高校・大学・学部・入学年度・アルバイト先・勤務地・顔写真などが特定され、炎上を加速させる「燃料」となってしまった。特定された方法は主に次の6つだ。

  • Twitterのリスト(タイムラインをカテゴライズする機能)から出身高校を確認
  • アカウント名から苗字を類推(例えばアカウント名がymd1120であれば、山田など)
  • 高校と苗字からmixiアカウントが発見。mixiの参加コミュニティから大学名、入学年度、予備校を確認
  • Googleで大学、学部、苗字を検索したところ、フルネームと部活名を確認
  • 過去の画像投稿からアルバイト先のホテルが判明
  • 過去の投稿でバイトの様子を綴った文章に「22階」「高級鉄板焼き」というワードがあったことから、上の画像と合わせて勤務地が判明
Instagramを利用する人も増えている

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