Amazon.co.jpを運営するアマゾンジャパンは5月31日から、物流拠点「多治見フルフィルメントセンター」(岐阜県多治見市)で、ヤギたちが敷地内の草の一部を食べる「エコ除草」を実施する。環境配慮と社員の癒しを目的に2013年にスタートし、今年で4回目。
地元の農業生産法人「FRUSIC」(フルージック)が協力。昨年生まれたばかりの子ヤギ3頭を含む約40頭のヤギたちが、Amazonの社員証を着用して敷地内の約3750平方メートルを除草する。ヤギは11月まで、毎週火曜日の午前9時〜午後3時に出勤する予定だ。
1日に約10キロの草を食べるという性質を利用したヤギの除草は、「狭い場所や急勾配でも対応できる」「芝刈り機の騒音や排気の問題が解消される」「除草剤を使わずに環境に優しい」「アニマルセラピー効果が期待できる」――といった点から注目されている。ヤギのレンタルビジネスは主に牧場を中心として展開されていたが、今年4月にはDMM.comが参入し話題となった。
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