インタビュー
» 2016年06月01日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(パキッ公演):発売3年で売上2.5倍! アイス「パキシエル」の開発秘話を聞いてきた (2/6)

[土肥義則,ITmedia]

板チョコアイスのような食感

土肥: パキシエルの最大の特徴は、何と言っても「一口目のインパクト」。見た目は普通のチョコレートアイスなのに、パキパキした食感を味わうことができる。どのような経緯で、この商品は誕生したのでしょうか?

森永(川崎さん、山本さん): 以前「濃厚チョコレートバー」を発売していたのですが、売り上げが伸び悩んでいました。なぜか。マルチパックのコーナーには、たくさんの商品が並んでいますよね。チョコ系だけでも生チョコだったり、なめらかなチョコだったり、二層チョコだったり。濃厚チョコレートバーは突出した強みがなかったので、このままではジリ貧になるかもしれない。そういった事情があったので、2011年に「新商品を開発しよー」となりました。

前身商品「濃厚チョコレートバー」の売り上げが苦戦していたので、新商品を開発することに

 新しい商品を開発することになったのですが、どんなモノをつくればいいのか決まっていませんでした。さまざまな人たちと議論した結果、マルチパック市場の中で「これまでになかった商品をつくろう」ということになりました。

土肥: 開発担当者はよく口にしますよね。「これまでにない新しいモノをつくろう」と。でも、それができれば誰も苦労しません。

森永: ですです。厚いチョコが柔らかいチョコを包むようなモノをつくったり、中にものすごく分厚いチョコを入れてみたり。いろいろ試してみたのですが、「どこかで食べたことがあるなあ」といったモノしかできませんでした。インパクトを出すにはどうすればいいのか。「ああでもない、こうでもない」と考えた結果、市場に「板チョコアイスのような食感を楽しめる商品がない」ことに気付き、そのような商品をつくることになりました。

土肥: ふむふむ。

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