橋下氏が辛辣ツイート「鳥越さん、ケツの穴小さくないか?」(1/5 ページ)

» 2016年08月02日 13時33分 公開
[産経新聞]

 政治家を引退した橋下徹弁護士の短文投稿サイト「Twitter」への書き込みが盛んだ。法律政策顧問を務める国政政党「おおさか維新の会」の党名変更問題から東京都知事選、米大統領選に至るまで、橋下節で縦横無尽に“突っ込み”を入れている。解説者やアドバイザーとして独自の立ち位置を模索しているのか、それとも政治家としての本格復帰が視野に入っているのか。7月30日夜には約半年ぶりに安倍晋三首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官と都内で会食し、憲法改正について意見交換をした橋下氏。次期衆院選を見据え、政敵や維新関係者の間に警戒心と期待感が交錯している。

都知事選有力候補をバッサリ

おおさか維新の会の法律政策顧問を務める橋下徹氏。Twitterでは、東京都知事選やトランプ現象など国内外の話題について投稿している

 舛添要一前都知事の「政治とカネ」をめぐる辞職に伴い、7月31日に投開票された都知事選は、元防衛相の小池百合子氏(64)が大勝、初当選した。

 橋下氏は都知事選には告示前から強い関心を向け、Twitterに投稿していた。

 告示前日の7月13日。小池氏をはじめ、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=ら有力候補の顔ぶれについて、こんなパンチを繰り出した。

 《コメンテーター候補が多いな。政治の実行プロセスを知らない人ばかり。まず最初にやるべきは記者会見ではなく都議会各会派との政策協定》

 メディア対策を先行させる各陣営の手法に疑問を投げかけた。さらにこんな批判を繰り広げた。

 《都知事選で政策論争がないのは、しっかりとした政策を作り込めていないから》(24日)

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