年々喫煙率が減少すれば、当然、販売数も比例する。喫煙人口の表を見ると、2015年から2016年にかけては57万人も減少している。
「たばこは税金のかたまり」と揶揄(やゆ)されることがあるが、国の借金が増えている日本は、どこかでその穴を埋める財源を確保しなくてはならない。とはいえ、あれもこれも税金を上げてしまうと国民の理解を得られないので、酒やたばこなどの嗜好品(しこうひん)にそのシワ寄せが来るのは仕方がないのかもしれない。喫煙人口は今後も減少するとみられるだけに、たばこの値上げを食い止めるのは正直難しいだろう。
コンビニの売り上げも同様、喫煙人口の減少が進めば、多少の値上げ程度では売り上げをカバーしきれなくなってしまうのだ。
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