シャープが複写機事業の売却を検討しているという一部報道に対し、同社は10月6日、「売却の計画はなく、他社へ売却を打診した事実もない」と否定するコメントを発表した。
同日付の毎日新聞によると、シャープの複写機事業は黒字を確保している収益源だが、親会社の鴻海精密工業との相乗効果が見込めないため、「事業拡大が期待できなければ、たとえ黒字でも切り離して鴻海流の経営改革を進める構え」などと報じている。
シャープは報道に対し、「複合機事業を売却することは、株主や取引先を始めとするステークホルダーの信頼を損ねるものであり、事実に反する」と否定するコメントを出した。
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