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» 2016年10月21日 07時18分 公開

交通の便がいい「赤羽」は、どんな街なのか○○駅の拠点力(赤羽編)(3/4 ページ)

[小林拓矢,ITmedia]

赤羽は2つの顔を持っている

 都市といえば「ビジネス街」を想像するかもしれないが、住宅街も都市に含まれる。せまい一戸建て、ぎっしりとしたマンション・アパートは、暮らしのある都会の象徴的なものだ。そういったところで暮らしている人が『東京都北区赤羽』には登場するのだろう。

 西口にまわると、駅前に巨大なイトーヨーカドーがある。その他にも、ショッピングビルがある。こちらは、団地のあるエリアのお膝元。団地もまた古くなってしまったが、やや新しい地域の住民が、ニュータウン的な生活をするのにふさわしい感じになっている、西口周辺を歩くと、郊外住宅街に近い印象を持ってしまう。

バスの集まる西口はニュータウンのような雰囲気

 東と西で、赤羽は2つの顔を持っている。庶民的な下町としての赤羽と、団地のある暮らしの街としての赤羽と。

 東北や信越、北関東から上京してきた人は、東京でも北のほうに住みたがる、とよく言われている。赤羽は、そんな人たちが集まっている駅なのだ。

 高度成長期、あるいはそれ以前に上京してきた人は、赤羽駅周辺の密集地に住むようになり、住宅が足りなくなると、団地に住むようになった。そうして現在の赤羽がつくられていった。

 赤羽駅は、人間の拠点のような駅でもある。東北や信越、北関東からやって来た人たちを赤羽に集約し、鉄道路線で働く都心に送り込む。そのために、4面8線のホームを必要としている。

新幹線の下を埼京線が走る

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