京王電鉄は10月25日、2017年秋開業を目指し調布駅(東京都調布市)周辺で開発中の商業施設に、家電量販のビックカメラが出店することで合意したと発表した。
12年に調布駅周辺の京王線・相模原線を地下化したことに伴う再開発。A館(地上5階、延べ床面積約1万6000平方メートル)、B館(地上4階、約6000平方メートル)、C館(地上5階・地下1階、約1万6000平方メートル)──の3施設を整備する。3館で計約70店舗が出店する予定で、C館には核テナントとしてイオンエンターテイメントのシネマコンプレックスがオープンする。
「ビックカメラ調布店」(仮称)はB館の核テナントとして入居し、約4700平方メートル。ビックカメラの都内への新規出店は、赤坂見附店に続き約4年ぶり。「調布エリアに不足している大型家電量販店」として誘致し、「調布を訪れるきっかけを提供する」という。
同駅の1日平均乗降客数は11万7781人(15年度実績)。
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