ソニー、カメラ事業を分社化 全主要事業が本体から分離

» 2016年10月26日 15時52分 公開
[ITmedia]

 ソニーは10月26日、個人向けデジタルカメラ事業などを分社化し、100%出資の新会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」を設立し、来年4月1日付で営業を開始すると発表した。

photo 想定を上回る予約が入っているフルサイズデジタル一眼レフ「α99 II」

 民生用カメラ事業や、放送用などを中心としたソリューション事業、医療向けなどの部門を新会社に移管する。社長にはソニーの石塚茂樹執行役(イメージング・プロダクツ&ソリューション事業担当)が就任する。

 ソニーは競争力の強化を目的に、AV家電事業や半導体事業などを相次いで分社化。カメラ事業の分離で、同社グループの主要事業は全て子会社が運営する形になり、ソニー本体は本部機能や研究開発などを受け持つ。

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