ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
デスクの上に置き場所がない――。そんな卓上ファンの課題に着目した製品が登場した。
ダイアモンドヘッド(東京都江東区)のブランド「ROOMMATE(ルームメイト)」が発売した「ROOMMATE 2styleモニター&スリムファン RM-245H」は、モニター上部に掛ける使い方と、卓上に置く使い方の2通りに対応する。
本体裏面のサポートブラケットを引き出すと、PCやモニター上部に設置できる。机の限られたスペースを占有せず、これまで使われていなかったディスプレイ上部の空間を有効活用する発想だ。一方で、付属のスタンドを使えば、従来の卓上ファンのようにデスク脇などにも設置できる。
開発のきっかけとなったのは、キングジムの「ディスプレイボード」だったという。
キングジムのディスプレイボードは、液晶ディスプレイの上部にある空間を活用し、小物置きなどとして使える製品。シリーズ累計販売台数は10万台を突破しており、限られた机の上を有効に使いたいというニーズを取り込んできた。
ダイアモンドヘッドは、この「モニター上部の空間を活用する」という発想をファンに応用。「デスク周りのスペースを考えたファンがあれば便利ではないか」(開発担当者)と考え、開発を進めた。
ただし、製品化に向けては課題もあった。それが「薄さ」と「風量」の両立だ。一般的に、本体を薄型化すると内部に搭載できるファンのサイズや配置が制限され、風量が不足しやすい。一方で、風を強くするために大型化すれば、省スペースというコンセプトから離れてしまう。
そこで同社は、内部レイアウトや4つのファンモーターの配置を見直した。コンパクトな本体ながら、広い範囲に風を送れる設計を目指したという。
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