楽天と筑波大、AIなど活用したECシステムを共同研究 「楽天市場」への導入目指す

» 2016年11月04日 18時43分 公開
[ITmedia]

 楽天は11月4日、筑波大学と共同で、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)など最新技術を活用したオンライン店舗システムの開発に向け、研究プロジェクトを開始すると発表した。

 研究の名称は「次世代購買体験をつくる店舗システムの研究」。開発した店舗システムは、楽天が展開するオンラインショッピングサービス「楽天市場」への導入を目指す。

 研究は、(1)実店舗とECとの連動などの「未来の店舗デザイン」、(2)ジェスチャー操作による入力インタフェースなどの「知的商品ディスプレイ」、(3)拡張現実(AR)を活用した購買体験などの「購買体験のエンタテインメント化」──の3項目を予定している。

 研究拠点は同大構内に設け、楽天技術研究所の研究員や同大の山中敏正教授(感性科学・デザイン学)らを含む計40人弱で研究を進めるとしている。

photo 研究参加者と研究項目の概要=楽天プレスリリースより

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