10月の国内新車販売は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比74.1%増の1万4053台となり、2カ月ぶりにトップとなった。9月に首位だったホンダの軽自動車「N-BOX」はプリウスをわずかに下回り、2位に後退した。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が11月7日発表した。
プリウスは新型車が投入された2015年12月から16年8月まで9カ月連続で首位。1カ月でトップに返り咲いた。
2位のN-BOXは13.2%増の1万3891台。3位はダイハツ工業の「ムーヴ」で82.8%増の1万2502台、4位はトヨタの小型HV「アクア」で19.7%減の1万2480台だった。
5位に入った日産自動車のミニバン「セレナ」は3.3倍の1万2408台と大きく販売台数を伸ばした。8月のフルモデルチェンジで追加された自動運転技術「プロパイロット」に注目が集まっている。
6〜10位はトヨタ「シエンタ」(1万778台、0.7%減)、ダイハツ「タント」(1万559台、4.9%増)、日産「デイズ」(9499台、2.2%減)、ホンダ「フリード」(9153台、3.0倍)、トヨタ「ヴォクシー」(7936台、5.6%減)。上位10車種のうち、軽自動車は4車種だった。
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