こうしたロシアとの“柔道外交”で自らの尊敬する山下氏が交渉役に出てくれば、プーチン大統領も必ず胸襟を開くようになって「北方領土問題解決→平和条約締結」の足がかりをつかめるかもしれない――。主に全柔連やJOCから浮上しているこの仰天プランについて日本政府も一考の余地はあるのではないだろうか。
「どうせ無理に決まっている」と決め付けるのは簡単だが、何もしなければおそらくこのままノラリクラリで延々と解決することはできまい。日露最大のネックである北方領土問題はもう70年も何ら解決の糸口を見出せないままなのだ。安倍首相の言う「新しい発想のアプローチ」が今こそ求められる。
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