スバル新型「XV」世界初公開 「SGP」採用し一新先行予約受け付け開始(1/5 ページ)

» 2017年03月08日 12時14分 公開
[ITmedia]

 富士重工業は3月7日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型「XV」をジュネーブ国際モーターショーで世界初公開した。9日から先行予約を受け付ける。

photo 初披露された新型XV

 「インプレッサ」をベースにしたクロスオーバーSUVで、フルモデルチェンジは2012年以来。昨年一新したインプレッサと同様、新プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用することで走りの質や安全性能を高めた。

 インプレッサと同様、先進安全機能「アイサイト ver.3」と歩行者保護エアバッグを全車標準装備。また1.6リットル自然吸気(NA)エンジン搭載グレードを新たに設定する。

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 デザインはスバル共通の「DYNAMIC×SOLID」を全面採用して一新。シティーユースでもアウトドアでも映え、かつ広い視界と取り回しの良さ、乗り降りのしやすさを備え、都会的な「スポカジ」(スポーツカジュアル)スタイルを実現したという。インテリアも各部のステッチや4種類のシートトリムなど、質感を高めている。

photo インテリア

 プロトタイプのサイズは4465(全長)×1800(全幅)×1550(全高)ミリ、ホイールベース2670ミリと、前モデルから全長で15ミリ、全幅で20ミリ、ホイールベースで30ミリ、それぞれ大型化した(全高は変わらず)。

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 2.0リットルエンジンは出力112キロワット(154PS)、トルク196N・m、1.6リットルエンジンは出力85キロワット(115PS)、トルク148N・mを発揮。トランスミッションはリニアトロニック(CVT)、駆動方式はAWD(常時全輪駆動)。

 車体、シャシー各部の剛性を従来モデル比で1.7〜2倍に向上。最低地上高は200ミリを確保した上、AWDに加え、滑りやすい路面などでエンジンや4輪の駆動力、ブレーキなどを最適に統合制御する「X-MODE」を採用することで悪路走破性を高めている。下り坂で低速を維持して走行するヒルディセントコントロールも設定する。

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