メルカリ創業者山田進太郎氏、会長に 新社長は小泉氏「グローバルでの成長加速」目指す

» 2017年04月14日 18時20分 公開
[ITmedia]

 フリマアプリを運営するメルカリが4月14日、新体制を発表。創業者であり代表取締役社長の山田進太郎氏が、代表取締役会長兼CEOに就任する。新社長兼COOには、現取締役の小泉文明氏が昇格する。

新社長に就任する小泉文明氏(16年12月開催イベント「GBAF2016」にて撮影)

 グローバルでの成長を加速させ、「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレースを創る」という。

 メルカリは13年に山田氏が創業。フリマアプリ「メルカリ」は、ダウンロード数日米合算6500万、月間流通額は100億円を超え、フリマアプリ国内市場で独走状態にある。早期からグローバル展開を見据え、14年に米国子会社を設立。米国版アプリも2000万ダウンロードを突破している。16年には欧州子会社を設立し、17年3月に英国版アプリをリリースしたばかりだ。

 新社長となる小泉氏は、大和証券SMBC、ミクシィ、DeNAなどのネット企業のIPOを担当。07年にミクシィに入社し、取締役執行役員CFOを務めていた。13年12月にメルカリに参画し、14年3月には取締役に就任している。

国内独走状態のメルカリ。グローバルでの成長を加速する

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