家事代行サービスを使ってみた麹町OLの週末ビジネス探検(2/2 ページ)

» 2017年09月16日 10時00分 公開
[青柳美帆子ITmedia]
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 とはいえ、いざ始めてみようとすると、どれを選んでいいのか悩んでしまうところもある。そこで主要サービスの最安コース価格・メリット・デメリットを比較してみた。東京23区外だと選択肢が限られてしまうが、さまざまなサービスの特徴を知り検討してみてほしい。(※情報は全て17年9月時点)

ベアーズの家事代行・家政婦

 1999年創業。家事代行サービス最大手で、主婦スタッフが多いために価格が比較的抑えられるのが特徴。プロによる清掃プランもある。

【最安コース価格】水回りのみのプラン2時間4700円、デラックスプラン2時間6600円(いずれも税別・交通費別)

【メリット】対応エリアが広い、価格が比較的安い

【デメリット】スポット利用の場合1回3時間から(税別1万2000円)、オンライン予約サービスがやや使いづらい

ダスキンのメリーメイド

 63年に創業したダスキンが、89年から開始したサービス。清掃業務のノウハウを活用したクオリティーの高いサービスが支持されている。

【最安コース価格】家事おてつだいサービス2時間9000円(税別・交通費別/定期サービス契約の場合。1回のみの場合は1万円)

【メリット】スポット利用ができる、対応エリアが広い、ダスキンの研修を受けたスタッフが来るためクオリティーに定評がある

【デメリット】他サービスと比較すると価格が高め

Casy

 2014年に創業した同名のベンチャーが運営。現在は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県の一部エリアに展開、登録や予約の簡単さをアピールしている。

【最安コース価格】スポット利用2時間5000円(税別・交通費別/定期利用すると1時間当たりの価格が低くなる)

【メリット】スポット利用ができる、直前予約(利用したい時間の3時間前まで)ができる、登録&予約システムが簡単、「LINE」を使って問い合わせや予約変更ができる

【デメリット】対応エリアが限られている

DMM Okan

 Webサービス大手のDMM.comが16年にスタート。スマートフォン向けアプリ上で家事代行の依頼者と担当者をマッチングする仕組み。アプリ上で担当者を指名して直接やりとりをするシステムで、評価や顔を把握することができる。東京都、札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市の一部エリアに対応している。

【最安コース価格】1.5時間3600円(税込・交通費込/担当者によって価格が上がる)

【メリット】価格が安い、スマートフォンに最適化している、担当者の顔や評価が事前に分かり安心感がある

【デメリット】対応エリアが限られている

タスカジ

 13年に創業した同名のベンチャーが14年にスタート。依頼者と担当者をマッチングし、サービスを通じて個人間で契約をする仕組み。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県の一部エリアに対応。

【最安コース価格】3時間5550円(税込、交通費別/担当者のレベルによって価格が上がる。定期だと割安に)

【メリット】価格が安い、スマートフォンに最適化している、担当者の顔や評価が事前に分かり安心感がある

【デメリット】利用時間帯が固定されている、対応エリアが限られている

 その他にも、「マイ暮らす」(長谷川興産)、「家事玄人(カジクラウド)」(カジタク)なども。選択肢が広がりつつある家事代行サービス、忙しいビジネスパーソンほど一度は使ってみる価値があるはずだ。

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