本のフリマアプリ「ブクマ!」創業者、メルカリに参加メルカリ子会社執行役員に

» 2017年10月20日 13時26分 公開
[ITmedia]

 本に特化したフリマアプリ「ブクマ!」を運営するLabitの創業者、鶴田浩之氏は10月20日、メルカリに7月に入社していたことを自身のブログで明かした。鶴田氏はメルカリ子会社ソウゾウの執行役員にも就任しており、「メルカリグループ内の経営実務に関わりながら、新プロジェクトのプロジェクトオーナーとして活動している」という。

 鶴田氏を含め、Labitの社員はメルカリに参加しており、これまで運営していた「ブクマ!」やコーヒースタンド併設書店「BOOK LAB TOKYO」(東京都渋谷区)は「それぞれ新しい体制下で継続するために準備中」としている。

 「ブクマ!」は2016年に公開された本に特化したフリマアプリ。バーコード(ISBNコード)を読み込んで簡単に出品できることを売りにしていた。

本のフリマアプリ「ブクマ!」

 メルカリも5月、本やゲームなどに特化した姉妹アプリ「メルカリ カウル」をリリース。ブクマ!と同様、バーコードを活用して出品ができる機能も備えていた。その際、鶴田氏はブログで「メルカリへのジョインの話もありましたが、その話は流れて、今に至っています」「できることは同じだったり似ているかもしれないけど、もととなる設計思想は別なのかなと思っています」とコメントしていた。

5月にリリースした「メルカリ カウル」

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