職場で人手不足を感じている介護職員は97.5%――人材サービスのウェルクスの調査でこんな結果が出た。
人手不足を感じる理由は「1人当たりの業務量が多い」(63.2%)が最も多く、「休みがとりにくい」(61.8%)、「予定外の残業が多い」(28.3%)、「希望する勤務時間・日数より多く働いている」(25%)――と続いた。
人材不足解消に有効だと思う対策は「給与の引き上げ」(84.4%)が8割を占めた。一方、職場で給与の引き上げが実施された人は13.8%にとどまるなど「現場からの要望と実際の対応にずれがある」(同社)ようだ。
他には、「介護職の社会的地位の向上」(76.9%)、「休暇がとりやすい環境づくり」(64.4%)などが多く挙がった。
11月11〜22日にネットを使って調査し、10〜60代の介護従事者160人が回答した。
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