井上さんは「生産者のネットワークを日本中に広げたい」と意気込む
量産品だけではなく、自分だけのオリジナル商品を世に出したい。そんな、佐藤さんのような生産者を見つけ出すのに必要なのは、ネットワークだ。「自分たちだけで食材を探すと、偶然の出会いに頼らざるを得なくなる。やる気のある生産者を紹介してくれる人とつながることができれば、表に出ていない情報も得られる。そのようなネットワークを日本中に広げたい」と井上さんは意気込む。
「これからは生産者自身が商流を考え、差別化していかないといけない。C2C(消費者間取引)でモノが売れるようになり、流通も多様化している。個性を出していく時代なのです」と井上さんは強調する。生産者の挑戦を支え、消費者の食卓を豊かにする。そのためのハブとして、動き続ける。
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