君津市役所の年齢別人口統計表によると、君津市には40〜60代が多く住んでいる。単身、1人世帯も多い。こういった立地条件を踏まえ、コミュニティーの場として利用できる店舗づくりを目指した。広報担当者によると、高齢者向けの施策を充実させた店舗はほかにもある。例えば、イオンスタイル検見川浜(千葉市)は周囲に築30年を超えるマンションが多く、高齢者の割合が高いという。そこで、塩分控えめの総菜を提供したり、ラジオ体操を行ったりしているという。高齢者が主要顧客となる店舗はますます増えることが予想される。
イオンのショッピングセンターは、ファミリー層を対象に買い物だけでなく時間を過ごす空間も提供してきた。今後は、高齢者が集う空間を提供する戦略にも注力せざるをえなくなるだろう。
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日本でも変わりつつある食品スーパーの常識Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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