ヤマハは3月27日、ギター事業の強化を目指し、ギター関連機器を製造販売する米子会社Line 6(カリフォルニア州)を「Yamaha Guitar Group」(YGG)に社名変更し、ヤマハとLine 6両ブランドのギター関連製品の戦略策定を米国起点にシフトすると発表した。
楽器市場のギター関連製品規模はピアノや管楽器を上回る上、ギター演奏人口が最も多いのは米国。同事業の成長を加速させるために、これまで日本で行っていた戦略策定機能を米国に移し、両ブランドの強みを生かした製品・サービスの開発を米国起点で行う必要があると判断した。
YGGは今後、両ブランドのギター関連製品の企画・開発、マーケティングを進めていく。
Line 6はギター用アンプシミュレーターなどで知られ、ヤマハは2014年に子会社化した。
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