すき家は5月16日(水)からレタスをたっぷり使用した「シーザーレタス牛丼(並盛)」(500円、税込、以下同)と「シーザーレタスカレー(並盛)」(640円)を発売する。
レタス、グリーンリーフ、赤パプリカ、角切りのベーコンに、すき家オリジナルのシーザーソースや複数のチーズなどを加えることで、シャキシャキした食感と独自の風味を実現した。
新作のレタス牛丼やレタスカレーは6月中旬〜下旬までの期間限定販売となるが、開発の背景にあるのはすき家が近年強化している健康路線があった。
すき家は2017年に低糖質(ロカボ)がお客に支持されると判断し、「ロカボ牛麺(490円)」と「ロカボ牛ビビン麺(590円)」を発売している。いずれもコンニャク麺を使用することで、糖質の量を抑えているのが特徴だ。似たようなコンセプトの商品に、ご飯の代わりに豆腐を利用し、たっぷりの野菜を載せた「牛丼ライト」(お肉並盛で430円)があるが、「いずれも想定以上売れている」(すき家を運営するすき家本部広報担当者)。
健康を重視する姿勢はメニュー構成からも見て取れる。レタス牛丼投入に伴い刷新する新メニュー表を見ると、やたらと「健康」「サラダ」の文字が目に飛び込んでくる。客単価を上げる狙いもあるのだろうが「シーザーレタス豚丼(並盛)健康セット」(720円)や「かつぶしオクラ豚丼(並盛)サラダセット」(660円)などが「おすすめメニュー」として大きく取り上げられている。
丼やカレーにセットで提供するサイドメニューには「健康セット」(190円)もある。また、今回のレタス牛丼登場に伴って、サラダのメニューに「シーザーレタス」(150円)が新しく加わる。
このように、すき家のメニューにおける「健康系」商品の存在感は増している。
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