スマホを我慢したい…… その気持ちに訴える「付せん」とは?大切な時間を過ごすために(2/2 ページ)

» 2018年05月18日 14時01分 公開
[加納由希絵ITmedia]
前のページへ 1|2       

電話には出られる

 シンプルなアイテムだが、デザイン性や利便性を追求。付せんを画面に貼っていても、着信があったときには対応できるようにしている。上下に2カ所の穴が開いているため、付せんを貼ったままでも着信相手を確認して応答できる(4.7インチ画面のiPhone6、6s、7、8専用)。

photo 付せんを貼ったままでも着信に応答できる

 付せんの紙には、国産竹を100%使用した「竹紙」を採用。「国産材の有効活用に貢献している」というメッセージ性も大きな特徴だ。

 クラウドファンディングの出資者からは、「アナログがデジタルを封じ込めるのがナイス」「自分も使うけど、(周囲の)ママやパパたちにも配りたい」といった感想が寄せられているという。

 付せんは専用カバーに入れて、スマホと一緒に持ち歩ける。Makuakeストアでは、付せん20枚×2冊と専用カバーのセットで税込1200円で販売している。今後の販売については、「小ロットで量産しているため、現時点では卸販売が難しい」が、専門店や百貨店などから引き合いがあった場合は対応を検討するという。

photo 専用カバーに付せんをセットして、スマホと一緒に持ち歩ける

 大切な人とかけがえのない時間を過ごす。自分の未来のために時間を使う。そうしたいと思っていても、行動を変えることはなかなか難しい。私たちの生活を豊かにするのは、案外小さなアイデアなのかもしれない。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.