ファミリーマートは7月10日、奈良県、和歌山県、香川県内で運営していたコンビニチェーン「サークルK」の全店舗をファミリーマートブランドに転換したと発表した。3県の「サンクス」は既に転換を終えていたため、県内からサークルK・サンクスブランドの全店舗が消滅した。
ブランド転換は、サークルK・サンクス運営元の旧ユニーグループ・ホールディングスが旧ファミリーマートと経営統合したことを受けて2016年9月にスタートした。都道府県単位では、これまで福島県(18年2月)と栃木県(同3月)の全店舗が転換を終えている。
開始当初、サークルK・サンクス店舗は約5000店舗存在したが、18年6月現在で約4100店舗が転換済み。残る900店舗は、8月中にも転換完了する計画だ。
本来は19年2月をめどにブランドを統合する予定だったが、転換済み店舗の日販・来客数が平均10%程度増加したため、さらなる利益獲得を目的に転換時期を早めていた。
ファミリーマートは「全社一丸となってブランド転換を推進し、人も心もひとつとなった真の『One FamilyMart』を早期に実現させる」としている。
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