英投資コンサルティング企業Morgan Creek Digital Assetsの創業者アンソニー・ポンプリアーノ氏は、ビットコイン価格が近いうちに3000ドル程度まで下落する可能性がある──と、従来の予測を修正した。1月の時点では、2018年末に5万ドルまで上昇すると強気な見方を示していた。CCNが報じた。
ポンプリアーノ氏によると、さらに多くのデータを分析したところ楽観的な予測は見直さなければならないという判断になったという。
10〜11年にかけてのビットコイン価格上昇には300日かかり、11〜13年にかけての価格上昇には900日かかった。そして13〜17年には1500日かけて価格は2万ドル近くまで上昇したとし、「このトレンドから次に最高値を記録するのは23年半ば頃になる」と予測する。
さらに、ベアマーケットのヒストリカルデータをみると、11年の最初のベアマーケットは160日続き、13〜14年のベアマーケットは400日続いたという。このトレンドから、現在のベアマーケットは650日続く可能性があり、19年第3四半期まで続くことになるようだ。
このような分析から、ビットコイン価格は1万ドルに到達するより3000ドルまで一旦落ち込む可能性が高いとみる。
だが、22〜23年と少し先にはなるが、5万ドルまで上昇するという点に関しての見方は変わらないと繰り返した。
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