ビットコイン価格は8月23日、2週間ぶりに6800ドル台を上回った。1時間で400ドル近く急騰した動きは注目されたものの、そのはっきりとした要因は分かっていない。
米CNBCが報じた。
その後ビットコインは下落に転じ、足元では6400ドル台と急騰前の水準まで値を下げており、仮想通貨市場では不安定な状況が続いていると言えそうだ。
先週にはビットコインとイーサリアム、リップルが急落する場面があった。アナリストによると、米証券取引委員会(SEC)がビットコインETF(上場投資信託)に関する決定を先延ばしにすると伝わったことが影響したようだ。
23日、英仮想通貨取引所BitMEXが“予定されていたメンテナンス”を行っていると発表していたものの、実際には複数のサーバから大量の処理負荷を与えてサービスを停止させるDDoS(分散型サービス拒否)攻撃を受けていたことが分かった。
同日のビットコイン急騰には、サイバー攻撃を受け同取引所がサービスを一時シャットダウンしたことが関係しているのではないかとみるメディアもあるようだ。
現在、サービスは正常通りに戻っている。
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