パナソニックの新製品で注目しておきたいのは、ビッグデータに対応した最初のエアコンであるという点だ。
ウェザーニューズは、市町村単位で予測した、花粉およびPM2.5の飛散予測データを毎朝提供。これをもとにエオリアAIが機密性、換気、窓の開閉といった住宅環境や利用環境に合わせて、一日の中で空気が汚れるタイミングを予測し、空気清浄機能を稼働させる。
「室外にはPM2.5が高い水準で飛散しており、これが増えると室内も同様に飛散レベルが高まる。中には、室内でありながらも、環境省が定めた『健康を保護する上で維持されことが望ましい基準』を上回る水準等になる場合すらある。室外のPM2.5が、室内にも侵入しているのは明らかなので、ウェザーニューズが提供する室外のデータを、室内の空気質を高めるデータとしても活用できる」(白土事業部長)
しかも、エオリアAIの住宅環境の判定機能は、毎日、学習しながら、補正しているため、使えば使うだけ精度が向上することになるという。
さらに、ウェザーニューズのデータは、新たに搭載した「つけっぱなし判定」にも活用される。
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