資生堂は9月26日、米ベンチャーファンド「Dreamers Fund」に出資することで基本合意したと発表した。米国の市場や最先端技術、ビジネストレンドなどの情報収集と有望なスタートアップ企業発掘に取り組み、新商品・サービスの創出を加速させる狙いだ。
出資は資生堂傘下の資生堂ベンチャーパートナーズを通じて実施する。出資金額や時期などの詳細は非公開とした。
中長期戦略「VISION 2020」の第2フェーズである新3カ年計画(2018〜20年)の重点戦略の1つ「イノベーションによる新たな価値創造」にのっとり、外部との提携やM&A(企業の買収・合併)に積極的に取り組んでいく。
Dreamers Fundは今年に入りプロサッカー選手の本田圭佑氏と米俳優ウィル・スミス氏らが共同設立した1億ドル規模のベンチャーファンド。スタートアップ企業が集中する米国西海岸などに独自のネットワークを持ち、初期段階のスタートアップ企業を迅速に発掘し投資することが可能という。
本田氏は同ファンド設立について「あらゆる困難な問題に立ち向かう起業家と共に歩んで乗り越えていけるファンドを目指していきます」とコメントしている。
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