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インタビュー
» 2018年09月26日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(ぎゃあああ公演):なぜ「お化け屋敷」で人は“ビビる”のか 仕掛人に聞いた (1/7)

テーマパークや遊園地などに行って、お化け屋敷に入ったことがある人も多いのでは。お化けが出てきたり、急に明るくなったり、風が出てきたり。さまざまな工夫を施しているわけだが、恐怖を生み出す仕掛人はどのようなことに着目しているのか。「株式会社 闇」の社長に話を聞いたところ……。

[土肥義則,ITmedia]

 「ぎゃあああああああああああ」――。

 テーマパークや遊園地などのお化け屋敷に入って、大声を張り上げたことがある人も多いのでは。誰もいないところに人の姿が映し出されたり、暗闇のなかで急に音が鳴ったり、たくさんの日本人形がいきなり動き出したり。ちょっとした動き、小さな音が聞こえただけでも、「ビクッ!」とするものだが、より人が驚くために工夫が施されていることをご存じだろうか。例えば、急に音が鳴ってお化けが登場するシーンひとつとっても、タイミングを計算しているのだ。

株式会社「闇」は、怖〜いコンテンツを制作している

 「どういうこと? タイミングもなにも、暗いなかで大きな音を出されたら誰でも怖がるでしょ」と思われたかもしれないが、より効果的に人を驚かせることを研究している会社がある。株式会社「闇」だ。

 失礼ながら、社名を聞いたときには「なんだか怪しいなあ」と感じたが、創業してまだ3年しか経っていないにもかかわらず、日本中でたくさんの人を怖がらせてきているのだ。お化け屋敷をプロデュースしたり、怖〜いWebページを制作したり、VR用のホラーコンテンツなどをつくったり。どのようにしたら人は「おびえるのか」「驚くのか」「大声を出すのか」を分析し、実践しているのだ。

 お化け屋敷に入ると、なぜ人はおびえるのか。お化けの登場と音を出すタイミングに、どのような工夫をしているのか。同社の頓花聖太郎(とんか・せいたろう)社長に、舞台裏を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

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