米仮想通貨投資会社Galaxy Digitalの創設者で、自身も著名投資家であるマイク・ノボグラッツ氏は9月26日に米メディアのCNNMoneyに出演し、足元では6500ドル前後で推移しているビットコイン価格に対して「間もなく上昇基調に転じる」との見解を示した。
ビットコイン価格は8月末に7000ドルを突破したが、9月上旬に1000ドル以上下落。その後は回復基調にあるものの、以前の水準には戻っていない。
だがノボグラッツ氏は「2018年末には現在価格の30%は上昇する。19年に入ってからは本格的な上昇を見せるだろう」とみている。
さらに、「今後はより多くの大手企業が仮想通貨事業に本格的に参入するようになり、仮想通貨市場の活性化につながるだろう」と予測している。
米国では現在、米Starbucksと米Microsoftが手を組み、ビットコインなどの仮想通貨を支払い手段として使用できるよう取り組んでいる。
こうした動きについて、同氏は「大企業が仮想通貨事業に参入すれば、(消費者は)仮想通貨をより身近な存在として感じられるだろう」と指摘。
「また、仮想通貨ビジネスに取り組んでいなかった企業が、機会損失を恐れて参入するケースも増えるはずだ。これらの要因が、仮想通貨価格の上昇につながるだろう」と話している。
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