金澤住職は「現代の人々に受け入れられるような形で仏教を布教することが大事だと考えています」と語る。心のよりどころを求めている人に対して、現代の寺の多くは寄り添えていないのが現状だ。そのため、悩みを抱えている人は「占い」「スピリチュアル」「新興宗教」に救いを求めている。寺にこもるのではなく、外に積極的に出ていくことで、自分自身が新しい刺激を受けたり、信徒の獲得を目指したいと考えている。
「ビジネス街での瞑想イベントに来る人はどちらかというとポジティブな人たちです。今後は、もっと切実な悩みを抱えている人に向けたイベントを開催できればと考えています」
既存の仏教の型にはまらない金澤住職の挑戦は続く。
外国人材受け入れをもっと 法の壁に風穴開けた就職支援会社社長の執念
5万人を引き寄せる「パン祭り」を生んだ、まちづくりへの思い
400万DLの女性向けアプリを立ち上げた、新卒男性リーダーの成長
赤字の海外事業を立て直したサイゼリヤの「たたき上げ役員」
閉店に追い込まれた温浴施設が若者から大人気になった理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング