読者の皆さんは埼玉県さいたま市にある「おふろcafe utatane」をご存じだろうか。
おふろcafe utataneは、お風呂と娯楽コンテンツが融合した温浴レジャー施設。お風呂から上がった後は、ハンモックやドリンクバーが用意された共有スペースで本やコミックを読んだり、レストランで食事をしたり、ボードゲームやカードゲームで遊ぶことができる。
自宅のリビングのようにくつろげると若い女性から評判で、最近は10〜20代のデートスポットとして活用されるケースも増えてきている。
そんな若者から大人気のおふろcafe utataneだが、実は4年前までは年配の男性客がメインターゲットで、しかも赤字続きのスーパー銭湯だった。この人気がなかった施設を生まれ変わらせたのが温泉道場の山崎寿樹社長である。
「一時は閉店に追い込まれるほど、お客さんがいなかった」(山崎社長)という施設をどのようにして改革したのか。山崎社長に話を聞いた。
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