販売数上位を占めるおにぎりはほとんど変わっていないと説明したが、実は約15年前に“神6”入りを果たした商品がある。それは、焼きサケハラミだ。悪魔のおにぎりが単日でトップ入りをする前、ランキングの上位層はそれほど動かなかったのだ。
現在、ローソンでは約30種類のおにぎりを常時そろえている。新商品は「週に1〜2回の頻度」(堤氏)で投入している。売れ筋上位が変わる見込みがほとんどないのに、なぜ商品開発を進めるのだろうか。
堤氏は「売り場に変化を出すため」と説明する。特に若いお客や女性客は、コンビニに新しい変化を求めて来店する。売れ筋商品が変わらないからと同じ商品ばかりを並べていては、お客に飽きられてしまうというわけだ。
“神6”を打ち負かす新しいおにぎりはいつ登場するのだろうか?
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