ビットコイン価格、19年後半から上昇トレンドに突入? 著名アナリストが予測新指標「NVT」など

» 2018年11月19日 13時47分 公開
[中澤彩奈ITmedia]

 著名仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏は、ビットコイン価格は2019年の第2四半期に底を打つと予測する。ウー氏が開発した指標はビットコインと一般的な仮想通貨の短期的な弱気相場トレンドを示しているという。CCNが報じた。

photo ビットコイン価格、19年後半から上昇トレンドに突入?(=CCN

 17年にウー氏によって開発された「NVT」はビットコインの価値をビットコインブロックチェーンの活動状況などを考慮し測る指標だ。このNVTやその他の指標をみると、ビットコイン価格は19年第2四半期に底を打ち、その後14〜17年のような上昇トレンドに突入する可能性もあるという。

 ウー氏は「(開発した指標については)試験的な側面もまだあるが、既存の指標とは反対のことを示している時でも、正しい結果を示していることがある」と開発した指標を評価した。

 また、ウー氏は現在のマーケット環境では非常に難しいだろうと前置きしつつ、「200日移動平均線は現在7000ドル前後で推移している。ビットコイン価格がこの水準を上回るようであれば、強気相場に転じたという信頼できるサインとして捉えることができるだろう」と、19年第2四半期より前のタイミングでビットコイン価格が上向く可能性もあると指摘した。

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