人事や総務、経理、法務など企業経営の屋台骨である管理部門。数ある日本企業の中で年収が高いのはどこだろうか? 企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」がこのたびランキングを発表した。
1位はタイヤメーカー最大手のブリヂストンで、管理部門の平均年収は732万円だった。2位は4大監査法人の1社であるEY新日本有限責任監査法人で680万円、3位は本田技研工業(ホンダ)で670万円となった。
ブリヂストンの管理部門では、賞与が業績と直接連動せず、不況時でもある程度はもらえる点が安定的な給与水準を維持できているのだという。ホンダは組織全体の業務改革を推進するIT部門も管理部門に当たる点が特徴だ。
4位以下は、トヨタ自動車(656万円)、パナソニック(645万円)、日立製作所(639万円)、東芝(632万円)、NEC(631万円)、日産自動車(606万円)、富士通(573万円)と、日本を代表する大手製造業が続いた。
同調査は、2015年4月1日〜2018年3月31日で実施。「日経業界地図 2018年版」(日本経済新聞出版社)に記載があり、対象期間中、キャリコネに職種「管理部門」のユーザーから給与明細投稿が10件以上寄せられた企業を基にランキングした。
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