2018年、プラスチック製ストローを廃止しようという動きが話題になった。米国大手コーヒーチェーンのスターバックスや世界展開するホテルグループが廃止宣言をしたことで、たちまち注目された。
米国では、18年7月にワシントン州シアトルが、他の都市に先駆け、プラスチック製のストローや食器をレストランで提供するのを禁止にした。
また、19年1月からは、カルフォルニア州でフルサービスのレストランに限り、プラスチック製ストローを自動的に提供することが禁止となっている。(ただし、ファストフードやコーヒーショップ、テイクアウトを提供するレストランなど、最もプラスチック製ストローを使用している場所は対象外だ)
さらに、欧州でもファストフード大手のマクドナルドが、英国とアイルランドの店舗で、プラスチック製ストローの使用を廃止する動きをみせている。マクドナルドといえば、英国だけでも1日当たり180万本のストローを消費しているため、影響はかなり大きいと見られる。
このように、世界中でストロー廃止によるプラスチック排除の動きが注目されているが、いま米国発の新たなプラスチックゴミ対策が話題になっている。ストローだけではない、プラスチックゴミそのものを一変させる可能性を秘めたこの対策は、新たなトレンドになるかもしれない。
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