JT、紙巻きたばこ「メビウス・プレミアムメンソール・オプション」に2銘柄追加 芳醇なマスカット味カプセルつぶすと風味が変わる

» 2019年03月15日 12時08分 公開
[ITmedia]

 JT(日本たばこ産業)は5月16日に、フィルター内のカプセルをつぶすことでフルーティーな風味に変えられる「メビウス・プレミアムメンソール・オプション」シリーズの新銘柄2種を発売する。いずれも通常時はメンソール味だが、カプセルをつぶすとマスカット味に変わる点が特徴。20本入りで、価格はいずれも480円(税込)。

photo 「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・マスカットグリーン・ワン・100's・スリム」(=右)、「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・マスカットグリーン・5・100's・スリム」(=左)

 商品名は「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・マスカットグリーン・ワン・100's・スリム」「メビウス・プレミアムメンソール・オプション・マスカットグリーン・5・100's・スリム」。

 前者は1本当たりタール1ミリグラム、ニコチン0.1ミリグラム、後者は1本当たりタール5ミリグラム、ニコチン0.5ミリグラム。

 パッケージは、「メビウス」ブランドのシンボルである流線形のデザインを取り入れつつ、芳醇なマスカット味をイメージした黄緑色の円形のモチーフも採用する。

photo 「メビウス・プレミアムメンソール・オプション」シリーズ 新銘柄のスペック

 紙巻きたばこ市場では国内トップとなる61.1%のシェアを誇るJTだが、禁煙志向の高まりなどにより、紙巻きたばこの販売本数は前年割れが続く。2019年1月の販売本数も前年同月比3.8%減となる59億本に落ち込んだ。

 JTの18年度決算は紙巻きたばこの売り上げ減を加熱式たばこの伸長で相殺した状況で、19年度も加熱式たばこを事業成長の柱に据える方針。一方で、ブルーベリー味なども展開し、女性からの支持も根強い同シリーズに新商品を投入して紙巻きたばこのテコ入れも図っていく。

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