日本銀行那覇支店によると、2千円札の発行は2000年以降、全国では増え続け、2004年8月には5億1300万枚とピークを迎える。その後、年々減少し、2014年以降は9800〜9900万枚を推移している。
一方で、沖縄の発行高(ネット支払高累計)は、2002年以降はほぼ上昇。2019年3月には、全国の発行枚数の6.5%にあたる637万枚が流通している。
沖縄では、ローソンや琉球銀行のATMなどでお金を引き出す時、2千円札を選べる仕組みになっているため、流通が他県よりも多い要因にもなっている。
財務省理財局は「たくさん使ってほしい。2千円札の普及に向けてパンフレットも作成し、空港や銀行窓口などに置いている。外国の方にも興味を持ってもらいたい」とPRした。
ネットに接続できなくても、カシオの電子辞書が売れている秘密
人手不足は本当に「悪」なのか 騙され続ける日本人
“売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
なぜ「小僧寿し」は危機に陥ったのか 犯人は“昭和のビジネスモデル”Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング