国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成29年分の平均年収は432万円。ただ、都道府県によって最低賃金や物価にも差があるように、地域によって平均収入も違ってくるはず。企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」の給与明細投稿をベースに、都道府県別に平均年収を調べたところ、どのような違いが出たのだろうか。
2015年4月1日〜18年3月31日に投稿された年収を調べてみると、トップは「東京都」で474万円。2位は「神奈川県」で442万円、以下「大阪府」(438万円)、「愛知県」(428万円)、「静岡県」(413万円)と続いた。
1位が「東京都」だった結果を受け、キャリコネを運営するグローバルウェイは「『東京都」は言うまでもなく、国内大手企業の本社や外資系企業の日本支社、日本法人などが多く所在する大都会。また、総務省が公表している2017年度の物価指数においても、住宅を中心に国内トップの水準にあります。2位を30万円以上引き離した今回のランキング結果は、ある意味当然のことと言えるでしょう」とコメントした。
6位は「京都府」(411万円)、以下「兵庫県」(407万円)、「長野県」(401万円)、「三重県」「埼玉県」(いずれも392万円)と続いた。一方、平均年収が低かったのはどこか。47位は「秋田県」で290万円。47都道府県で、唯一200万円台という結果に。46位は「島根県」(300万円)、「鹿児島県」(310万円)、「鳥取県」(315万円)だった。
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