マツダは7月4日、主力モデル「アテンザ」を「MAZDA6(マツダ・シックス)」に車名変更し、8月1日に発売すると発表した。「MAZDA3」に変更した「アクセラ」に続いて、グローバルで名称を統一。「マツダブランドを鮮明化」(同社)する。7月4日に予約受注を開始した。
マツダが8月1日に発売する「MAZDA6」セダン
MAZDA6のボディータイプはセダンとステーションワゴン。今回、新たに2.5Lガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を導入した。
SKYACTIV-G 2.5T搭載のグレード「25T S Package」を新たに設定。ブレーキ性能を高める17インチの大径フロントブレーキなどを採用し、「意のままの走り」に近づける装備をそろえた。また、スポーティーなブラック塗装のホイールとブラックレザーインテリアを専用で設定した。
「MAZDA6セダン」の新グレード「25T S Package」の専用インテリア
「MAZDA6セダン」の新グレード「25T S Package」のホイール
そして、ブレーキ制御の最新技術「G-ベクタリングコントロール プラス」を全グレードに標準設定。旋回中からターンアウト時の安定性・収束性を高めるブレーキ制御によって、ステアリング操作性を向上させている。
メーカー希望小売価格は284万400円〜423万9000円(税込)。
- Mazda3国内仕様試乗で判明した「ちょっと待った!」
マツダ3の国内仕様車に乗って、まさか期待を裏切られるとは露程も思っていなかった。変速ショックそのものを消そうとした結果、第7世代思想に遅れを取っている。SKYACTIV-D 1.8のアクセルも意図以上に加速を始めてしまう。それは全く人間中心ではない。この評価が変わるかどうかは、全てはSKYACTIV-X次第だ。
- マツダ、新型「MAZDA3」発売 “歩行姿勢”を引き出す構造に
マツダは新型「MAZDA3」を発売。国内では「アクセラ」の車名で展開してきたが、新型はグローバルで名称を統一。「歩行姿勢」を理想の運転姿勢とした車両構造技術などを採用している。
- 「セダンを大切にしている」 マツダの「アテンザ」大幅改良
マツダは、主力モデル「アテンザ」(セダン・ワゴン)を大幅改良。スポーツタイプ多目的車(SUV)の需要が拡大する中、フラッグシップセダンの新型アテンザを投入し、顧客層の再拡大を狙う。
- アテンザの課題と進化
マツダはアテンザを大幅改良して発売した。現モデルがデビューした2012年以来最大の商品改良であるとマツダは力説する。ところで、なぜマツダは今、大幅改良を行うのだろうか?
- Mazda3に見るマツダの第7世代戦略
北海道上川郡剣淵町のテストコースで開催されたマツダの雪上試乗会にMazda3が用意された。筆者はすでに北米での試乗会で運転して、十分以上に驚いた後なのだが、さらにもう一度驚かされた。
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