松屋は8月27日、「お肉どっさりグルメセット」(税込930円)を発売する。9月3日までの1週間限定。
同メニューは、20年以上前に松屋で販売していた定食メニュー「グルメセット」の復刻メニュー。当時は肉の量が牛めし(並)の2倍だったが、今回はさらに増量。牛めし(並)の3倍とした「メガ盛り」商品だ。
競合である吉野家ではメガ盛りメニューの「牛丼 超特盛」が発売から1カ月で100万食を売り上げるほどの人気となったが、今回のメニュー投入については「牛・豚・鶏を絡めて色々なメニューを展開し、お客さまを飽きさせないための施策の一環」(広報担当者)とのこと。メガ盛り需要のすくい取りが主眼ではなく、商品バラエティーを強化した形だ。
松屋では、復刻メニューを絡めた施策が目立つ。今年5月には、以前販売していた「ビビン丼」をアレンジを加えて復活させた。また、18年6月にも「松屋復刻メニュー総選挙2018」と称し過去メニューの人気投票を実施。1位だった「焼き牛めし」を復刻。一部店舗で販売していたが、全店販売を望むお客の声に応える形で19年4月に全国展開した。
また、今年7月に発売した「ごろごろチキンのバターチキンカレー」でも、一部店舗での先行販売から全店舗へと展開。今回のお肉どっさりグルメセットも、販売期間は1週間としているが、「反響次第では期間の延長や定番化もあり得る」(担当者)としている。
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