メディア

「Forever21」が日本撤退を発表　店舗もECも閉鎖

» 2019年09月25日 11時56分公開

[ITmedia]

　ファストファッションブランド「Forever21」の日本法人・FOREVER21 JAPAN RETAILは9月25日、10月末で日本国内での事業を終了すると発表した。現在展開している14店舗を全て閉店し、ECサイトも閉鎖する。

Forever21のお知らせより

ECサイトも閉店する

　Forever21は米国の大手ファストファッションブランド。日本では2009年に第1号店をオープンし、新宿、渋谷、横浜など、都市部を中心に店舗を展開していた。しかし、近年は経営不振がささやかれており、19年8月には米Bloombergが、米FOREVER 21が破産申請の準備を進めていると報じていた。

GAP、日本の「オールドネイビー」撤退へ
GAPは日本国内の「オールドネイビー」全店を閉鎖する。
H＆M、増税後も価格据え置きで「実質値下げ」　ユニクロやしまむらの対応は？
H＆Mが、10月の消費増税後も価格を変更しないと発表。「長期的なお客さまへの投資」が理由としている。H＆Mは、前回の増税時にも同様の対応を取っている。ユニクロやしまむらなどは、今回の増税にどういった対応を取るのだろうか？
ウォルマートの日本撤退から東京一極集中を批判する
米ウォルマートが西友を売却し、日本から撤退するという報道が話題を呼んでいる。長年伸び悩んだ西友をよくここまで我慢していたというのが素直な感想だ。そもそも西友が衰退した理由とは……。
「アパレル廃棄問題」から近未来の社会シフトが見えてくる
アパレルの売れ残り商品の廃棄処分に批判が集まっているという。衣料品の市場規模が縮小しているのに、供給量自体は増えているのが一因だ。なぜこんな事態に陥るのかといえば、各企業が過当競争を続けているということに尽きる。