ミュージアム内はいくつかのエリアに分かれている。「ウンスタジェニックエリア」内の「フライングうんこ」というコーナーでは、大小さまざまなうんこが宙に浮かぶ。「愛のうんこルーム」では、青・赤の便器一対が置かれており、カップルが写真を撮る姿も散見された。グッズを販売する「うんコンビニ」では、うんこがあしらわれたおにぎり、カップ麺、ドリンクなどがインテリアとして配置されている。
「ウンタラクティブエリア」ではさまざまなアクティビティーを楽しめる。地面に投影されるカラフルなうんこを踏むことで得点を競う「Hop!Step!Jumpoo!」や、「うんこ!!」と大きな声で叫べば叫ぶほど大きなうんこができる「うんこシャウト」など、全身を使って楽しむエリアだ。うんこシャウトでは、普段なかなか見られない、大人が声を大にして「うんこ!!」と叫ぶ姿を見られる。できたうんこは「東京スカイツリー級」や「ヒヨコ級」などのランク付けがなされ、筆者が訪れた際の最大記録は730メートルほどだった。大人が有利というわけでもなく、子どもでも東京スカイツリー級のうんこを量産していた。うんこミュージアムYOKOHAMAにはなかった「うんこ白刃どり」では、マイうんこを機械にセットし、不規則なタイミングで落下してくるうんこをキャッチする。数あるアクティビティーの中でも1番人気で、行列ができていた。
「クソゲーセンター」では、うんこにまつわる「クソゲー」を多数用意。唐突にフレームインしてくるうんこをタイミング良く撮影するゲームや、サッカーボールではなくうんこをシュートしてゴールを狙う「UNKO PK」などのゲームがあった。
順路の最後には、世界各国のうんこに関するグッズが展示されていたり、うんこを描いたりできる「ウンテリジェンスエリア」がある。著名人の描いたうんこも数多く展示されており、矢野顕子さんや片岡鶴太郎さんのうんこも展示されていた。ミュージアムを存分に楽しんだ後は、マスコットキャラクターである「ウンベルト」の横に広がる便器から、自らがうんことなって退場する。
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