パーソルキャリア(東京都千代田区)は2019年10月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表した。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表す。dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値だ。
同レポートによると、転職求人倍率は前月比マイナス0.17%の2.52倍となった。求人数は前月比100.6%、前年同月比で105.7%だった。求人数は、08年1月に調査を開始して以来最高値を更新した。
求人数が過去最高という調査結果(出所:doda 転職求人倍率レポート)
業種別の転職求人倍率は、「IT・通信」(7.05倍)が最も高く、「サービス」(2.84倍)、「メディカル」(2.37倍)、「メーカー」(1.95倍)、「メディア」(1.87倍)、「金融」(1.81倍)と続く。
職種別の転職求人倍率は、「技術系(IT・通信)」(9.40倍)が最も高く、「専門職」(7.03倍)、「技術系(建築・土木)」(5.83倍)、「技術系(電気・機械)」(4.35倍)、「営業系」(2.40倍)、「企画・管理系」(2.07倍)と続く。
doda編集長の大浦征也氏は「11月以降の求人数は、緩やかに増加する見込みとなっており、転職希望者にとってチャンスの多い状況は継続します」とコメントしている。
出所:doda 転職求人倍率レポート
出所:doda 転職求人倍率レポート
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