小田急電鉄の駅には、「おだむすび」というおむすびのお店がある。和食党にはうれしいお店だ。もちろん店内で食べることができ、みそ汁やおかずなどとのセットも販売されている。
小田急の駅で、おむすびの店「おだむすび」がある(出典:小田急)
また旧来の駅そばも、味が大幅に改善されており、新メニューにも力を入れ、どの店でもお客でいっぱいである。
「食べる」のは、人間が生きていく上で必要なことである。その意味では、飲食店の充実は必要なことだ。こういったことには各鉄道会社とも力を入れていただきたい。
おいしいものを食べるひとときが、都市住民の鉄道ライフを充実させる。それゆえに沿線住民や利用者も鉄道会社に満足し、鉄道そのものへの愛着も増すだろう。
駅ナカの隆盛は、鉄道そのものの魅力を高め、駅をより人の集まる場所とするだけでなく、利用者の「困ったこと」をサポートすることにもなる。それが、鉄道会社への支持につながっていくだろう。
- ちょっと前までチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が、減速した理由
ブームの牽引役などとチヤホヤされていた「いきなり!ステーキ」が叩かれている。2018年12月決算は、8年ぶりに赤字。低迷の原因として、米国での閉店や類似店舗の増加などが指摘されているが、筆者の窪田氏は違う見方をしている。それは……。
- 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
- 松戸市にあるパン屋で、なぜお客は1800円も使うのか
「パン好きの聖地」と呼ばれている店が、千葉県の松戸市にあるのをご存じだろうか。「Zopf(ツオップ)」である。1個のパンを求めて、朝から行列ができているわけだが、なぜ人はここの商品を食べたいと思うのか。シェフに話を聞いたところ……。
- こじれる長崎新幹線、実は佐賀県の“言い分”が正しい
佐賀県は新幹線の整備を求めていない。佐賀県知事の発言は衝撃的だった。費用対効果、事業費負担の問題がクローズアップされてきたが、これまでの経緯を振り返ると、佐賀県の主張にもうなずける。協議をやり直し、合意の上で新幹線を建設してほしい。
- 新幹線と飛行機の壁 「4時間」「1万円」より深刻な「1カ月前の壁」
所要時間が4時間以内なら飛行機より新幹線が選ばれるとされる「4時間の壁」。それよりも「1万円の壁」を越えるべき、というコラムが話題になったが、新幹線の“壁”は他にもある。航空業界と比べて大きな差がある、予約開始「1カ月前」の壁だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.