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» 2019年12月12日 17時00分 公開

浅草エリアに2店舗目:一蘭が新型店を公開 器や替え玉に“ある工夫”をした980円のラーメンとは

一蘭が東京の浅草エリアに2店舗目をオープンする。内装や器にある工夫をしているのが特徴。どのようなコンセプトなのか。

[昆清徳,ITmedia]

 大手ラーメンチェーンの一蘭は12月19日、「一蘭 浅草六区店」(東京都台東区)をオープンする。浅草エリアでは「一蘭 浅草店」に続く2店舗目となるが、ラーメンの器や替え玉にある工夫をしている。

新型店はどんなコンセプトなのか

 浅草六区店は「縁起物」を強く意識しているのが大きな特徴だ。

 例えば、「天然とんこつラーメン(八角どんぶり)」(税込980円)の麺やスープは他店と同じものを使用しているが、八角形の器を使用している。八角形は、運気を上昇させたり金運をアップさせたりする縁起のよい形とされている。さらに、器の縁に「宝尽くし」の文様や、慶事・吉祥のシンボル「松竹梅」の絵柄などが描かれている。器の手前には数字の「8」が記載されているが、これは末広がりをイメージさせる「八」と関係がある。さらに、スープを飲み干すと「大吉」の文字が見えるようになっている。

 替え玉の名前も工夫している。麺は「細く長くお付き合いする」「つるつる(鶴)」「かめかめ(亀)」といったように、縁起のよいものとされていることから、替え玉の名前を「加笑玉」と表現して提供する。

 店内には、お祭りをイメージさせるようなおもちゃを並べたり、紅白幕を取り付けたりしている。

縁起物を意識した器

相次いでユニークなラーメンを投入

 一蘭はなぜ、このような店舗をオープンするのか。広報担当者によると、同店から徒歩10分弱の場所にある浅草店は連日外国人観光客でにぎわっているという。地元客や、浅草を訪れる日本人観光客にもラーメンを味わってもらうために、出店を決めたのだとか。

 一蘭は出店場所にあわせた独自商品を相次いで投入している。例えば、10月にオープンした「銀座一蘭」(東京都中央区)では、「天然とんこつラーメン(銀座重箱)」(1180円)を提供している。これは、有田焼の専属窯元で作られた重箱どんぶりに、「糸島一蘭の森 手巻き焼豚」と「大吟醸麺」を使用した高級ラーメンだ。

 また、2月には「100%とんこつ不使用ラーメン一蘭 西新宿店〜発祥の店〜」(東京都新宿区)をオープンした。同店では豚・アルコールを一切使用していない「100%とんこつ不使用ラーメン」(1180円)を提供している。地元のビジネスパーソンだけでなく、外国人観光客も狙った商品だ。

 一蘭のスタンダードなとんこつラーメンは、ロードサイドにある店舗では890円、それ以外の外国人観光客が中心の店舗では980円で提供されている。かつては、790円か890円で提供していたが、消費増税や昨今の人件費高騰などの影響を受けて値上げをしている。

縁起物の由来を解説

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