マツダは12月25日、10月24日に発売した新型クロスオーバーSUV「CX-30」の受注台数が発売から2カ月で1万2346台に達したと発表した。受注は9月20日に開始。月間販売目標は2500台に設定しており、好調に受注を獲得しているようだ。
マツダが10月に発売した新型「CX-30」
CX-30は、基幹車種である「CX-5」に続く位置付けのSUVとして新開発したモデル。都市部でも取り回しやすいように、高さ制限のある立体駐車場も気軽に使えるサイズに仕上げている。また、わき見や居眠りを警告する機能や追従走行機能などを備えた最新の安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備している。
受注構成比をグレード別にみると、ブラウンの内装に白と黒の2つの本革シートを組み合わせた「L Package」が36%、充実した安全装備と快適装備を備えている「PROACTIVE Touring Selection」が48%。
「CX-30」のインテリア
ボディーカラーは、「樹脂独特のヌメリ感と金属感の融合」をイメージした新色「ポリメタルグレーメタリック」が18%を占めた。人気の「ソウルレッドクリスタルメタリック」は25%となっている。
メイン顧客の年齢層は30〜40代。市街地でも扱いやすいサイズ感やデザインなどが評価されているという。
- 大ヒットの予感 マツダCX-30
Mazda3をベースにしたSUV、CX-30。CX-3はクーペ型SUVでパーソナルユース、CX-30はファミリー層に向けた商品だ。大人4人をしっかり乗せ、ある程度のラゲッジ積載量を備えつつ、タワーパーキングに入れられるコンパクトSUVという、ラインアップ上の隙間を埋めた。
- マツダCX-30の発売と、SKYACTIV-X延期の真相
マツダ第7世代の2番バッター、CX-30が10月24日に国内発売となった。Mazda3のときもそうだが、このSKYACTIV-Xの遅れを、設計に問題があったとする記事をいくつか目にした。その真相を語ろう。そして、海外試乗時から大幅に改善されたCX-30について。
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マツダは2020年1月17日、主力車種「CX-5」を商品改良して発売する。AWDの悪路走破性を強化した。
- マツダ、「SKYACTIV-X」搭載のMAZDA3を発売 ガソリン初の圧縮着火エンジン
マツダは、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を搭載する「MAZDA3」を12月5日に発売する。独自の燃焼制御技術によって、ガソリンエンジンにおける「圧縮着火」を世界で初めて実用化した。
- 藤原副社長、マツダが売れなくなったって本当ですか?
ここ最近のマツダには、聞いてみたいことがたくさんある。あれだけ出来の良いクルマを作りながら販売台数がなんで落ちるのか? MAZDA3とCX-30を批判している人は、まず乗ってみたのか聞きたい。あれに乗って、それでも高すぎると本当に思うのだろうか?全てを知り、なおかつ一番本当のことをズバリしゃべってくれそうな藤原清志副社長がインタビューに応じてくれることになったのである。第7世代は売れてないのか? を解説しつつ、真実を見ていく。
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