クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

マツダ「CX-30」、発売2カ月で1万2000台受注取り回しの良さが人気

» 2019年12月25日 16時46分 公開
[ITmedia]

 マツダは12月25日、10月24日に発売した新型クロスオーバーSUV「CX-30」の受注台数が発売から2カ月で1万2346台に達したと発表した。受注は9月20日に開始。月間販売目標は2500台に設定しており、好調に受注を獲得しているようだ。

マツダが10月に発売した新型「CX-30」

 CX-30は、基幹車種である「CX-5」に続く位置付けのSUVとして新開発したモデル。都市部でも取り回しやすいように、高さ制限のある立体駐車場も気軽に使えるサイズに仕上げている。また、わき見や居眠りを警告する機能や追従走行機能などを備えた最新の安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備している。

 受注構成比をグレード別にみると、ブラウンの内装に白と黒の2つの本革シートを組み合わせた「L Package」が36%、充実した安全装備と快適装備を備えている「PROACTIVE Touring Selection」が48%。

「CX-30」のインテリア

 ボディーカラーは、「樹脂独特のヌメリ感と金属感の融合」をイメージした新色「ポリメタルグレーメタリック」が18%を占めた。人気の「ソウルレッドクリスタルメタリック」は25%となっている。

 メイン顧客の年齢層は30〜40代。市街地でも扱いやすいサイズ感やデザインなどが評価されているという。

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