果たして、日本において独身女性の増加は、どちらの状況に転ぶのだろうか。よく言われるように「2極化」ということなのだろうか。
おひとり様マーケットを考える際に、もうひとつ重要なポイントがある。おひとり様マーケットを支えるのは、独身者だけではないということだ。
一人時間を楽しむ人たちの情報を共有できる「オヒトリー」というメディアなどを見てみても、おひとり様を独身者に限定していない。あくまで「ひとりで楽しむ」ということだ。家族やパートナーがいるいないにかかわらず、「ひとり」を楽しむ人たちは、想像以上に増加しているとみていいだろう。
これは、これまでにマーケティングにおける常套だった、「属性」による分類が意味を持たなくなったことの現れかもしれない。価値観の多様化とは言い尽くされすぎているが、「属性」だけによるマーケティングは失敗することは間違いないだろう。(猪口真)
“世界で最も心地よい”スニーカーは、日本でも爆売れするか
前年107位の任天堂が9位に躍進 21年卒の就活人気企業ランキング
全国83市の幸福度ランキング、1位は?
人手不足は本当に「悪」なのか 騙され続ける日本人Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング