クラウドファンディングサイト運営のCAMPFIRE、会員の個人情報流出で謝罪

» 2020年02月10日 13時05分 公開
[ITmedia]

 クラウドファンディングサイトを運営するCAMPFIRE(東京都渋谷区)は2月7日、人為的なミスにより、会員の個人情報が流出した可能性があると発表した。会員宛に配信したアンケートフォームに不備があり、アンケートに回答すると、他の会員のメールアドレスや職業などの回答情報が閲覧できる状態になっていたという。

photo 同社が運営するクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」

 アンケートの不備は人為的なミスによるものという。流出した可能性があるのは、最大884人分の回答情報。中にはメールアドレスの他、回答者が入力したユーザー名や年齢、職業、勤務先の業界や業種なども含まれていた。

photo 流出した可能性のある情報

 同社は「メールアドレスとユーザー名を相互に結び付けて閲覧できる状態ではなく、クレジットカード情報、金融機関の口座情報、電話番号などはアンケートの取得項目には含まれていない」と説明している。

 CAMPFIREは、2月6日午後7時にアンケートフォームを会員宛に電子メールで配信。午後7時41分に回答者からの連絡により不備を把握し、48分には回答者の情報を閲覧できないよう設定を変更した。情報が流出した可能性がある会員には、7日に電子メールで連絡を行っており、今後は運用体制を見直すことで再発防止に努めるとしている。

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